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固定費節約-インフラ編-格安SIMを使う~2020年版価格比較

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格安SIMは最も効果的な節約方法の一つです。

 

スマホを格安SIMに変える事で、年間7万円~10万円程度の節約が可能になります。

 

私の場合は毎月1万円のスマホ代が1320円まで減りました。

格安SIMに変えるだけで1年で10万4160円の節約です。

 

これが20年続けば200万円の差が出ます。

 

節約するなら今すぐ大手キャリアから格安SIM(格安スマホ)に乗り換えましょう

 

格安SIMについての説明と、格安SIMの比較、おすすめ格安SIMの紹介をしていきます。

 

SIMカードとは?

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 SIMカードとは、「Subscriber Identity Module Card」の略です。

日本語にすると以下のような感じ。

  • Subscriber … 加入者
  • Identity … 身元
  • Module … モジュール(「部品」みたいな意味)
  • Card … カード

 

スマートフォン等の契約者を識別するためのカードといったところです。

このカードには電話番号などと関連付けられたIDが記録されています。

スーマートフォンに差し込むことで、自分が契約しているスマホとして使えるようになります。

 

格安SIMとは?

格安SIMとは、通信量などに少し制限がかかる代わりに料金が大幅に安くなるSIMカードのことです。

 

ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリア以外のSIMカードは基本的に料金が安くなるので、大手キャリア以外のSIMを「格安SIM」と呼んでしまっても良いと思います。

 

有名なのはBIGLOBEモバイル、楽天モバイル、LINEモバイルなどです。

 

格安SIMの契約プランは大きく2種類

大手通信キャリアに比べて格安SIMのプランはシンプルなものが多いです。

大きくは以下の2種類に分かれます。

  • データ通信のみ利用可能
  • データ通信と電話が利用可能

 

さらにデータ通信量の毎月の上限によって料金が変わります。

 

データ通信量の上限は最小は1ギガから、最大で30ギガといった大容量のプランもあります。

 

今使っているスマホの利用状況を見て、今と同じぐらいのデータ通信量のプランにするといったパターンが多いかと思います。

 

しかしせっかく節約のために格安SIMへ乗り換えるなら、スマホの使い方を改めて、より安いプランを選択することをおすすめします。

 

私の場合はLINEモバイルの1ギガのプランにしていますが、特に不便なく使えています。

 

格安SIMにすることでスマホの使い方を見直してみる。

毎月のデータ通信量を抑えられれば、格安SIMの契約プランも安くすみます。

 

ではどうすれば通信量を抑えられるか。

 

それはスマホで「動画」「音楽」「画像」のダウンロードや視聴をやめることです。

 

動画や音楽はあらかじめダウンロードしておく

Netflix、Amazonプライム、Youtubeプレミアムなどは動画をスマホにダウンロードして視聴することができます。(ダウンロードできない作品もあります)

 

ストリーミング再生は通信量がとても多くかかってしまうので、あらかじめ自宅のWifiなどを使って動画をスマホにダウンロードしておきましょう。

 

Amazonプライムなら音楽をダウンロードしておくこともできます。

 

できるだけ格安SIMでは通信を発生させないようにして、料金プランが安いものでも大丈夫なようにしておくことが節約のポイントです。

 

動画のストリーミング再生をやめることはできるか?

YoutubeやAmazonプライムのダウンロード不可コンテンツなどを外出先で見たい人もいるでしょう。

 

「動画視聴が生活の中での欠かせない楽しみ」といった場合は無理に通信量を削る必要はないかもしれません。

 

しかし、少しでも以下のように思うところがあれば、今がその習慣を見直すチャンスです。

  • プログラミングの勉強をしてリモートワークしたい
  • ファイナンシャルプランナーの勉強をしてキャリアアップしたい
  • 副業をはじめて将来に備えたい
  • 簿記の勉強をして仕事に活かしたい
  • 英語の勉強をして世界の情報にアクセスできるようにしたい
  • 文章を書く練習をしてライターになりたい
  • 投資の勉強をして資産運用を始めたい
  • 心理学の勉強をしてメンタルを強くしたい
  • その他、本当はもっと資格の勉強をしたい…などなど

 

本当にやりたい事が実はあるなら、動画を見るかわりに、その時間で読書や専門的なネット記事を読んでみるという選択肢が生まれます。

 

動画の視聴が習慣化しているとなかなか止められない気がしてしまいますが、そんな方はまず1日だけ見るのをやめるなど、少しずつ動画視聴の時間を減らしてみましょう。

意外と「無くても平気」という事に気づくかもしれません。

あとはそれを2日、3日と伸ばしてみればOKです。

 

スマホゲームのダウンロードやアップデートは自宅のWifiで

「スマホゲームアプリ」のダウンロードやアップデートも格安SIMの通信では行わず、自宅のWifi等を使うようにしましょう。

 

最近のゲームアプリは大容量のムービーや美麗な3Dグラフィックを含んでいたりして、ダウンロードだけでなくアップデートするだけでもかなりの通信量を消費します。

 

ゲームアプリでは初回のダウンロード時間を短くするために「一部コンテンツのみダウンロードする」という選択肢が選べることもありますが、外出先で通信させないためにもできるだけ自宅で「一括ダウンロード」をするようにしましょう。

 

格安SIMの比較

各社の格安SIM料金を以下の条件で比較します。

  • 各社の最低データ通信量のプランを比較
  • データ通信+通話でのプランを比較
  • 期間限定の割引料金は除外

 

以下は2020年時点での格安SIM料金の比較です。 

会社名 最低データ通信量 料金(月)
LinksMate(リンクスメイト) 0.1G 970円
J:COM MOBILE 0.5G 980円
nuromobile 0.2G 1,000円
LINEモバイル【オススメ!】 0.5G 1,100円
OCNモバイル 1G 1,180円
LIMBO 無制限(低速) 1,180円
mineo(マイネオ) 0.5G 1,310円
QTモバイル 1G 1,450円
BIGLOBEモバイル 3G 1,600円
UQモバイル 3G 1,980円
exciteモバイル(エキサイトモバイル) 5G 2,650円
Y!mobile(ワイモバイル) 4G 2,680円
楽天モバイル 2G 2,980円
IIJmio 12G 3,260円
スマモバ 3G 1,980円
RepairSIM(リペアSIM) 1G 1,280円

 

「リンクスメイト」と「nuromobile」は安いですが容量0.1GBと0.2GBでちょっと少なすぎと感じる人が多いと思います。

 「J:COM MOBILE」はスマホ本体の購入が条件になっているので微妙。

 

ということで個人的には「LINEモバイル」をオススメします。

LINEモバイルならSNSの通信量は無制限、利用料金に応じたLINEポイントもたまります。

 

0.5GBや1GBでは足りないという人は、他の格安SIMも検討してみてください。

 

格安SIMのデメリット

格安SIMにもデメリットがあります。

ちなみに個人的にはほとんどデメリットとは感じていないので、あくまで一般的に言われているものです。

  • 通信速度が遅い
  • キャリアのメールアドレスが使えない

 

通信速度が遅い

格安SIMのデータ通信は大手キャリアの電波の余っている部分を借りているイメージです。

 

このため格安SIMは大手キャリアに比べて通信速度が遅かったり不安定になる場合があります。

 

ただ、個人的には通信速度はほとんど気になりません。

 

自宅や会社にいる間はスマホをWifiに接続していますし、動画なども見ないため速度を気にする機会があまり無いためです。

 

これはスマホの使い方にもよるので、速度や安定性を重視したい場合は大手キャリアでの契約をしておいたほうが良いかもしれません。

 

キャリアのメールアドレスが使えない

大手キャリアのメールアドレスは使えなくなります。

 

こちらについては最近はLINEなどを使う人が多いと思うのでデメリットに感じる人も少ないかと思います。

 

ずっと使っているメールアドレスを持っている場合、格安SIMへの変更は少し抵抗があるかもしれません。

gmailなどフリーのメールアドレスを取得し、徐々に知人に連絡をしていく必要があるでしょう。

 

何年も連絡を取っていなくて、連絡先の変更だけでメールを送ることに抵抗があるという場合もあるかもしれません。

そういった人とは今後も連絡を取らない可能性が高いので、ここはスパっと諦めてしまうのも手です。

 

格安SIMに切り替えるために必要な手続き

大手キャリアから格安SIMに切り替えるには、いくつか手続きが必要です。

  • SIMロック解除の手続きをする(必要なら)
  • NMP(ナンバーポータビリティ)と解約の手続きをする

 

既にキャリア携帯を持っている場合、新しい格安SIMに差し替えてもそのまま使えない事があります。

その場合はキャリアごとにSIMロックの解除手続きを申し込む必要があります。

 

手続きについては以下のリンク先から確認できます。

 

さらに電話番号をそのまま使いまわしたい場合は、NPM(ナンバーポータビリティ)の手続きを行います。

 

こちらもキャリアごとに解約と同時に手続きします

ドコモの解約・NPM手続き

auの解約・NPM手続き

ソフトバンクのNPM手続き

 

ナンバーポータビリティでは現在解約中のキャリアの解約と同時に「NMP予約番号」という番号を受け取る事になります。

このNMP予約番号を格安SIMの会社との契約時に利用することで、電話番号を引き継ぐことができます。

 

 

まとめ

  • 大手キャリアから格安SIMへ乗り換えるだけで年間7万円~10万円ほどの節約。
  • 格安SIMにするなら通信量を抑えるように工夫するとさらにお得。
  • 格安SIMへの切り替えにはSIMロック解除やNMP手続きが必要。

 

格安SIMにも種類があり、選ぶのが難しいと感じるかもしれません。

 

ですが、悩んでいてずっと切り替えないと損をし続けてしまいます。

 

格安SIMの会社ごとに多少の料金差はありますが、切り替えれば確実に安くなります。

 

もし悩んでなかなか決められないようであれば、個人的にはLINEモバイルをおすすめします。

 

参考になれば幸いです。

 

以上です。

 

節約がんばりましょう!