電気料金のプランを見直す事で、楽して節約できます。
電気代の仕組み
電気代は以下の合計で決まっています
基本料金+電力量料金
それぞれの節約方法は以下になります。
- 基本料金 … 契約アンペア数を見直す
- 電力量料金 … 普段の節電で節約
ここでは契約アンペア数の見直しについて書いていきます。
アンペア数を見直す
契約アンペア数が少ないほど、電気代の基本料金が安くなります。
- 10アンペア … 286円
- 15アンペア … 429円
- 20アンペア … 572円
- 30アンペア … 858円
- 40アンペア … 1,144円
- 50アンペア … 1,430円
- 60アンペア … 1,716円
参考URL
ご契約アンペアの選び方│ご契約内容の変更│東京電力エナジーパートナー
アンペアとは
アンペアとは「電流」、つまり流れてくる電気の量を表す単位です。
アンペア(電流)を多く流してもらうプランにしておくと、そのぶん電気料金が上がります。
アンペアが多いほど一度にたくさんの家電製品が使えるようになります。
ドライヤーや電子レンジなど、一度に多くの電流を必要とする家電製品を同時に使うとアンペアが足りなくなり、ブレーカーが落ちて家の電気が一時的に止まってしまいます。
逆に少ない電流でも家電製品を使う時間をずらせば問題無く使えます。
契約アンペア数の目安
アンペア数の目安は以下です。
- 1人暮らし … 20アンペア
- 2人暮らし … 30アンペア
- 3人暮らし … 40アンペア
- 4人暮らし … 50アンペア
- 5人暮らし … 60アンペア
だいたい一人増えるごとに10アンペア増えるようなイメージです。
家族が増えれば同時に使う家電の数も増えていくので、アンペアが必要になってきます。
家族全員が協力できる環境なら10アンペア下げる事もできますが、それなりに気を使って生活する必要が出てくるでしょう。
ブレーカーが落ちる目安
ブレーカーが落ちる目安は以下です。
- 20アンペア … 電子レンジとドライヤーを同時に使用
- 30アンペア … 上記に加え、瞬間湯沸かし器を同時に使用
- 40アンペア … 上記に加え、炊飯器を同時に使用
- 50アンペア … 上記に加え、洗濯機の乾燥機能を同時に使用
- 60アンペア … 上記に加え、エアコン、電気カーペット、テレビ、パソコンをフル稼働
一時的に大きな熱を生み出す必要があるものはそれだけ多くの電力を必要とするため、同時に使うとブレーカーが落ちてしまいます。
30アンペア契約の家庭では、夕飯の支度をしている時に誰かが風呂上りでドライヤーを使うとブレーカーが落ちる…という事が多いです。
夕飯の支度、洗濯乾燥、お風呂上りのドライヤーなどのタイミングをずらすように家庭の生活サイクルを調整すると、節約しやすくなります。
契約アンペア数の変更方法
アンペア数の変更は、契約している電力会社のウェブサイトやカスタマーセンターの電話で手続きができます。
東京電力の場合は下記のサイトから申し込みが可能です。
申し込むとアンペアブレーカーの取り換え工事を行ってもらえます。
一度アンペアを変えると、1年間は変更できません。あまり頻繁に変えるものではないので、その点だけ注意しましょう。
基本料金0円の電力会社に乗り換える
基本料金が無く、契約アンペア数を気にしなくてもいい電力会社もあります。
こういった電力会社に乗り借る事で節約になる可能性もあります。
基本料金0円の電力会社は以下です。
楽天でんきの場合は支払った電気代にも楽天スーパーポイントがついたり、乗り換えることでボーナスポイントがもらえたりしてお得です。
他にも電力会社乗換のキャンペーンが各社で行われているので、電力会社自体の乗り換えも検討に値するかと思います。
アンペア数の変更や電力会社の変更は、一度やっておけばそのあとずっと節約になります。
少し面倒ではありますが、節約のために少しだけがんばってみましょう!
節約がんばりましょう!