有料動画サービスは今やエンターテイメントの代表のようなものです。
外出もせず、月額500円の出費だけで無限に楽しめるAmazonプライムに加入しておけば、映画館に出かける必要もありません。
しかしAmazonプライムの他にネットフリックスやDAZNなど他の動画サービスに加入しはじめてしまうと固定費はどんどん上がっていくので注意が必要です。
動画サービスはAmazonプライム一本にしぼるのが節約のためには必要と考えています。
この記事ではそんな動画サービスにまつわる話、なぜ複数サービスに登録してしまうのか、複数サービスへの登録を避ける考え方について書いていきます。
少し昔の話
一昔前は映画を見るためにレンタルビデオショップに行き、一本数百円でビデオを借りて、一週間以内にまたショップに出向いてビデオを返却する。
これが当たり前でした。
それが一歩進化したのが「ツタヤディスカス」です。
ネットでDVDなどのレンタルを注文できて、家に郵送してくれる。
返却もポストに投函するだけなのでレンタルショップに行かなくても良いという画期的なサービスです。
しかしこれも時代遅れとなってしまいました。
家で映画見放題が当たり前の時代
今やビデオやDVDの実物をレンタルする事はほとんどありません。
ネットフリックスやFulu、アマゾンプライムビデオといった定額制のVOD(ビデオ・オン・デマンド)と呼ばれるサービスが当たり前の時代です。
ユーザーはインターネットで見たい番組を直接選び、即座に視聴できます。
しかも昔のレンタルビデオのように一本ごとにお金を払うことなく(課金コンテンツもありますが)たくさんの映画や番組が見放題となりました。
家での娯楽において、VODサービスに最低でも一つは加入しておきたいところですが、最低でも月額はかかるので出来るだけ節約も意識したいところです。
Amazonプライムなら動画以外もお得になる
Amazonプライムなら月額500円で動画見放題になるだけでなく、様々サービスが無料で利用可能になります。
以下が無料で使えるAmazonプライムのサービスです。
- Amazonで買い物した時の送料が無料になる
- 日時指定配送も無料になる
- 即時配達も無料になる
- プライムミュージックが聴き放題になる
- プライムリーディングで電子書籍が読み放題になる
- Kindleオーナー ライブラリーで毎月一冊無料で読める
- プライムフォトで写真を無料で保存できる
- Twitch Primeと無料で連携できる
動画配信に加えてこれだけのサービスが月額500円で利用できるものは他にないかと思います。
これだけあればもう家で他の娯楽は十分です。
私がAmazonプライムをオススメしたい理由です。
他にもAmazonプライム専用のプライムデーなどお得に買い物ができる特典もあります。
しかし節約を極めるためには、こういったセールで買い物をする習慣は捨てましょう。
可能な限りお金を使わない事が重要です。
ついつい複数加入してしまうVODサービス
下記サイトの調査によれば、VODサービスの中ではAmazonプライムが最も利用されています。
右肩上がりのVODアプリ市場、上位アプリの性年代構成から見たそれぞれの特徴は?【2019年版】 – アプリ分析メディア・App Ape Lab
こういったサービスの優位性は簡単には揺らぎません。
しかし各サービスとしてはどうにか登録ユーザー数を増やしたい。
そのためにAmazonプライム以外の動画サービスでは「Amazonプライムに加えて追加で会員登録してもらう事」が重要な課題になってきます。
このために各動画サービスは「Amazonプライムや他のサービスでは得られない体験」を増やす事に力を入れているわけです。
VODサービスが力を入れる「オリジナルコンテンツ」
dアニメストアではAmazonプライムでは見れないアニメコンテンツが豊富ですし、テレビ局が運営するVODサービスでは過去に放送された番組を配信しています。
ネットフリックスやFuluでもオリジナルコンテンツの配信に注力しています。
ネットフリックスとAmazonプライムそれぞれの独自配信コンテンツを観たければ、両方に加入する事になってしまいます。
DAZNや新日本プロレスワールドではスポーツ番組に専門特化することでAmazonプライムとは競合しない「共存」という立場を築いています。
VODサービス各社はこうした「オリジナルコンテンツ」による差別を打ち出す事で、「Amazonプライムに追加で登録したくなる仕組み」を作りこんでいるわけです。
私たちユーザーがついつい複数のVODサービスに加入してしまうのも仕方のない事です。
そこを認識したうえで、意識的に「Amazonプライムに一本に絞る」という覚悟を決めないと節約は難しいのかなと思っています。
Amazonプライムの中で見たい物を探せばOK
魅力的なオリジナルコンテンツの誘惑を跳ね返しつつ、「Amazonプライムの中で見たい動画を探す」という考え方を徹底しましょう。
懐かしいアニメ番組が豊富なdアニメストアや、スポーツ番組の豊富なDAZNも魅力的ですが、欲しい物を全て買ってしまう行動は消費ではなく「浪費」につながります。
Amazonプライムだけでも一生かかっても見切れないほどのコンテンツが用意されており、コンテンツは日々増え続けています。
Amazonプライムだけでもじゅうぶん過ぎるほど楽しむことができます。
それでも複数の動画サービスを利用したければ、いったんAmazonプライムを解約してから他サービスに契約するなど、できるだけ一本にしぼっていきましょう。
まとめ
この記事のまとめです
- Amazonプライム(月額500円)で家でのエンターテイメントは完結する
- VOD各社の誘惑に惑わされず、Amazonプライム以外への追加加入はしない
言ってしまえばこの2点だけです。
Amazonプライムだけで楽しみつくせないほど楽しめるという事に向き合いましょう。
以上です。
節約がんばりましょう!